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電磁波生存者探査装置(人命探査装置)
ライフデテクター T-LD1型
地震、テロ等による倒壊建造物、瓦礫等に埋もれた生存者の探査を効果的に行える電磁波探査装置です。
アンテナを挿入することで、ガレキ中の生存者の呼吸や動きを大きく捉えることができます。たくさんの救助者が入る災害現場で外界の動きに煩わされることなく被災者の情報を効率よく受信できます。
独自の挿入式アンテナの採用により、電磁波の減衰を最小限に抑え生存者信号をキャッチします。
生存者の呼吸等の検知信号をリアルタイムで音と波形画像に変換、耳と目で信号を判断でき、機動性が必要な災害現場で素早い判断が可能です。
パソコンはいりません。これ1台で調整・探索・波形記録・印刷がすべてできます。また、ボタン機能もシンプルで使い易くなっています。
ペリカンケースに収納した本体は約10kg、アンテナ2本5kg、バッテリー8kgと合計しても23kgに軽量化。徒歩で災害現場に運び込め、機動性をさらにアップしました。
■ 平成17年4月、兵庫県尼崎市で起きたJR宝塚線の電車脱線事故現場で、車両内に閉じこめられた人々を探査するために使用されました。
その他、様々な災害等で活躍しています。
システム内容 |
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効果的な挿入式アンテナ
特長
- 挿入式棒状アンテナで外乱の影響も少なく、生存者情報をより効率的に受信できます。
- 生存者の動きがリアルタイムで音と画像で表示されるため、生存者情報が把握できます。
- システムは軽量です。ペリカンケースに収納されており現場への搬送も容易です。
- パソコン不要のシステムです。これ一台で調整・測定・記録ができます。
用途
- ガレキ、倒壊家屋の中の生存者やコンクリート壁の向こうにいる生存者の探知。
- コンテナ等に潜む密入国者等の探知。
- 探知性能は、ガレキ、土砂、壁等の厚さや状態により異なります。
使用方法
- バッテリー、探査装置本体、アンテナを接続し電源を入れます。
- アンテナ2本(送信側・受信側)を生存者がいると思われるガレキに挿入します。
- 送受信レベルを調整(自動/手動)し、探索を開始します。液晶画面に表示される受信波形に応じてヘッドホンから音が出ます。目と耳で信号をリアルタイムに判断できます。
生存者がいるときの波形例 |
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生存者がいないときの波形例 |
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商品コード |
SD-TLD1-3117 |
型式 |
T-LD1 |
探査装置本体 |
質量(kg) |
約10kg |
外形寸法(mm) |
520W×400D×200H |
電源(V) |
DC12V |
高周波出力(mW) |
70mW以下 |
使用周波数 |
1.2GHz帯 |
出力 |
音及びLCDによる波形表示 |
アンテナ部 |
質量(kg) |
2.5×2 |
アンテナ寸法(mm) |
φ34(先端部70)×1500 |
ケーブル長さ(m) |
10m |
インピーダンス(Ω) |
50Ω |
バッテリー |
容量(AH) |
24AH |
質量(kg) |
約8kg |
電源電圧(V) |
DC12V |
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