LCD4はIMS(イオンモビリティスペクトロメータ)を搭載した、コンパクト、かつ信頼性の高い化学兵器/産業毒性物質検知器です。このLCD4の心臓部であるIMSのイオン源には、コロナ放電を使用しており、放射線源は搭載しておりませんので、放射線源を搭載している資機材のような取り扱いのわずらわしさは全くありません。LCD4は化学兵器(CWA)、及び産業毒性物質(TIC)について、モードを切り替えることなく同時検知することができます。検知性能はLCD3.3の検知能力を維持しつつ、新しい機能として、XID(オプション)を接続することで従来の検知器では対応できなかった難揮発性化学剤の検知することも可能です。LCD4は専用バッテリーを必要とせず、市販の単三電池が使用でき、72時間以上の連続使用が可能です。LCDシリーズは、唯一米軍のJCADプログラムの必要条件を満たしている機器です。