先輩社員紹介 people

自分の至らなさに気づき
成長できる会社です

東京本社

S.T.

2023年入社
営業三部 営業一課

S.T.

大学では理工学部で工学や電気について学びました。金属プレス加工の会社で技術職、営業を経て、櫻護謨へ転職し1年になります。現在は工業用品部門でタンク用ゴムシールやダム・水門用の水密ゴムなどの営業を担当しています。

人の目に触れないモノを扱える面白さ

人の目に触れないモノを扱える面白さ

前職での営業経験を活かし、金属とは異なる分野のモノづくり企業で営業をしてみたいという想いから、櫻護謨に転職しました。櫻護謨を選んだ理由は、本当に「直感」としかいいようがなく、「ここにしよう!」とピンと来るものがありました。

私の所属する営業三部では、主に石油コンビナートなどで使用するタンクに貯蔵されている油の揮発防止や異物混入を防ぐタンクシールやダム・水門用の水密ゴムを販売しています。また、単に販売するだけでなく、実際に現地に出向き、シールの点検作業や、取り付け工事、工場での立ち合い業務なども行います。

タンクシールや、水密ゴムは、一般の人の目には触れることはありません。この仕事に関わらない限り、どのような工程で取り付けるのか、何のために使用されているのかなど、誰も知ることはないですよね。櫻護謨ではそういった普段見ることのできないモノを扱っているので、それがとても面白いんです。モノづくりに興味がある人、ダムのような大きな構造物が好きな人は興味深いと思います。

巧遅拙速を意識しスピード感をもって仕事をする

櫻護謨は横とのつながりが強く、「報・連・相」が行き届いています。納期や仕様の調整のためにも、工場との密な連絡は欠かせませんから、こうした連携は重要となります。

実は、私は「報・連・相」が苦手です。前職では単独行動が多く、自分だけで判断して動くことを求められた環境だったため、それが自分のなかのスタンダードになっていたことが影響しているのかもしれません。櫻護謨に来てもその癖が抜けきれず、人に相談しないで進めてしまうところがありました。私の思い込みや思い付きだけの行動で関係部署に迷惑をかけてしまったことも多々ありまして……。

自分を過信せず、行動する前に、本当に間違いがないかを確認しないといけないし、細やかなフォローの連絡を怠らない姿勢も重要です。今はだいぶ人に相談できるようになりましたが、まだまだ改善の余地はあると日々反省しています。

いつも、たくさんのことを教えてくださる上司がいるのですが、入社して間もない頃、「巧遅拙速(こうちせっそく)を意識したほうが良いよ」とアドバイスをいただいたことがあり、とても印象に残っています。

書類を提出する際、完璧じゃなくても8、9割で見てもらい、修正を繰り返したほうが結果的に仕上がりは早いといった意味で言われたのだと思いますが、スピード感を持って仕事をするためには大切な要素だと実感しています。

私はどうしても完璧を求めてしまう性格で、アウトプットに時間がかかるタイプです。精度を求めるのは悪いことではありませんが、スピード感を意識しながら工程の中で質を高めていく考えも必要だと知りました。櫻護謨は私にとって、自分の至らなさに気づき、成長させてくれる会社です。

順調にモノづくりを継続できる会社に

順調にモノづくりを継続できる会社に

今、私の部署では工業用品のアイテムの需要が高まるタイミングに入っており、それに対応するため、人材の配置や生産スケジュール、営業を含めた作業フローの見直し検討により、順調に製品を生産できる体制づくりを推進しています。

100年を超える歴史のある櫻護謨には、引き続きモノづくりを継続してほしいですし、そのためにも私たちが支えなければなりません。

櫻護謨に入って1年。まだまだ未熟で先輩に同行して営業をしておりますが、早く独り立ちできるように頑張りたいです。「自分にはできない」と固定観念にとらわれず、可能性を信じて一歩踏みだす姿勢をこれからも大切にしてゆきたいと思っています。

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