先輩社員紹介 people

創業100年を超え
社会の安全や発展を
支える企業の一員として

大田原製作所

A.T.

2006年入社
技術部 高分子技術課 課長

A.T.

愛知県出身、大学では化学専攻。OB訪問がきっかけで櫻護謨に興味を持ち入社しました。技術部に配属され、主に工業用品の設計に携わってきましたが、2024年春に高分子技術課 課長に就任し、現在はゴム関係の設計全般に携わっています。

プレイヤーからマネジャーへ

プレイヤーからマネジャーへ

大学では理系を専攻していたため、モノづくりの会社を志望していました。卒業研究はゴムがテーマだったことも、櫻護謨に興味を持った理由のひとつです。

2006年に入社して技術部に配属され、今年で19年目。主に工業用品のゴムの設計に携わってきましたが、現在は航空と工業用品、一部消防のゴム製品を扱う部門で、ゴム全般を見ています。

この春に課長に就任し、長年のプレイヤーからマネジャーの立場に変わりました。とはいえ、部下は私と5歳ぐらいしか離れていない人たちばかりです。お互いに気を使わずに、支え合いながら仕事をしています。

身に着けてきた知識や技術を部下に引き継いでいくフェーズになり、今後は任せられることは人にお願いしていかないといけないと思っています。ただし、航空関連については新しい分野、最先端の情報や技術は、逆に知識のある部下から吸収していかなければならないですね。

製品数が多く興味が尽きない仕事

櫻護謨で扱う製品は多品種少量で、アイテム数が多いのが特徴だと思います。一口にゴムといっても混ぜ物の配合具合によって種類は異なります。日々、多様な製品を取り扱うため飽きませんし、興味が尽きないのは、この会社の魅力のひとつでしょう。

例えば航空用途ですと、上空を飛ぶので非常に寒い、あるいはエンジン回りが熱いなど、極めて厳しい環境で使用されるものになります。どの薬品を混ぜてお客さまの要求に叶う製品をつくればよいのか設計していくわけですが、こういったレシピの知識も櫻護謨で積み重ねてきました。

櫻護謨では貴重な経験をたくさんさせてもらいました。10年位前に初めて海外出張に行ったときは有益な経験を積むことができました。台湾と日本を行き来し、年間100日間くらいを台湾で過ごしました。

苦いエピソードもあります。ダムで使用する、水漏れを防ぐ水密ゴムを別の用途で使うことになり、そのゴムの試験をすることになりました。しかし、試験中、水漏れを起こしてしまい、どうしても止まらなくなってしまいました。結局その日は止まらず、お客さまに納期を調整していただき、何とか納品しました。そのときは、上司も最後まで手伝ってくれて、有難かったですね。今でも忘れません。

自由度の高い働きやすい職場環境

自由度の高い働きやすい職場環境

櫻護謨は人命にもかかわる重要な仕事を担っている会社ですが、みんなフレンドリーです。有給休暇も取りやすく、プライベートも充実しています。

特に技術は自分のペースで仕事ができるので、他部署と比べると自分で計画を立てやすい点はメリットですね。自由度が高くて働きやすいと思います。

櫻護謨で働くのに何か突出した知識は必要なく、航空や消防に興味がある人でしたらとても面白い仕事だと思います。ダムの中など、一般の人が絶対に入れないような場所にも入ることができ楽しいですよ。社会につながっていることを肌で感じられる仕事なのでやりがいがあります。

櫻護謨は100年を超える歴史があり、それだけ社会に必要とされてきたことを意味すると考えます。今は、お客さまからの要望に応えるかたちが多いのですが、今後は自分たちの手で新しいものを開発し提案していけるように頑張りたいと思っています。結果的にそれが売上につながり、社会の安全や発展に貢献できたら最高ですね。世の中に求め続けられる会社の一員として、一層精進していきます。

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